前のブログで裁定取引(アービトラージ)という表現をしたが、経済用語よりも広義に使っているかもしれません。

水力発電のように、高所にある水を低所に落とすことによって水車を回すことによって、水の位置エネルギーを電力エネルギーに変換することができます。同じように、価格の安い競争力のあるモノを、高く売ることによって、お金を得るということが一般的な商人としての活動と言えます。

一方で、原材料を仕入れ、人や道具を使って加工して、別の製品にするというのは、仕入れ元と販売先へ対して、モノとお金を流通させているので回転していると言えるかもしれません。

後者の普通の商取引の中に、前者の裁定取引の要素が入っているという見方もできます。

「金持ち父さん貧乏父さん」から始まるさまざまな本で、お金を生み出すために自分ではなくお金に働いてもらうというのは、この裁定取引の結果によるものと言えるかもしれません。

さて、裁定取引というのは、あるモノがAという場所で安く、Bでは高いという差が生ずるときに、その情報の差が生ずるのでそれを仲買することにより利益を生み出すことができます。

その情報が誰もが知っていたり、誰もが同じ考えでいたり、両方の場所で売買が誰でも可能な、オープンな状態であったら発生しません。

限られた情報を一部の人が知っているのをインサイダー取引といいます。
解釈が違う場合は、株の売買ですね。ある人はそれを高いといい、別の人は安いと思う。それぞれの価値の解釈が異なるから売買が発生します。単に株と現金を交換したかっただけかもしれませんが。

両方の場所で売買ができないというのは、物流にコストがかかったり、国際間で売買が容易でないからかもしれません。商社は国と国との間の法律的な問題を解決して、貿易することで利益を得ました。物流は船一艘の単位でモノを運んだりするので、一定の規模の法人でないと難しいかもしれません。

そういったさまざまな制約があるので、裁定取引というのを可能にしました。

個人で一番やりやすいのは、世間での通説とは食い違う正しい解釈をするということですね。かつて、グレアムやバフェットは会社の本当の価値と実際の株価の差に注目しました。会社の価値を世間がみるのは実際とは食い違う、必ず補正する動きが出てくるというのを予見して、その差を裁定取引にしました。

流行というのもそうかもしれません。
正しい流行を予見できれば、先にその流行の商品を買い漁っておけばいいのですから。

でも実際に行うのは難しいです。

そんなことの一つでもできないかなと思いました。まずは世間の情報をつかんでくるということができないかなと思ってスクレイピングを始めました。

まだまだスクレイピング一色になってないし、それについて否定的であるうちは、まだまだ裁定取引の可能性はあるかもしれません。

世の中の逆をいくというのも、一種の裁定取引です。

安定志向が世の趨勢ならば、不安定のリスクを伴うことを行う。
リスクはありますが、チャンスもあります。

さてあなたもどうですか?
ただそのリスクに潰されないようにね。
(つぶされそう。。。。(^^;)