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2009 年 4 月 29 日 のアーカイブ

この仕事はコンピューターはあかん

2009 年 4 月 29 日 コメントはありません

カンブリア宮殿で、ミキハウスの木村皓一社長を取り上げていた。

子供服の高級ブランドとして最大手の企業だけど、最初のころは苦労されたようだ。

木村社長のお父さんが薄利多売の婦人服を発売していたが、「これではいかん」と思った。父親と衝突して、子ども服のビジネスを始めることになる。妻がデザイナーで彼が営業。

当時は、1歳までのベビー服と5歳くらいからの子供服はあったが、2歳から4歳までのものがない。それに子供服といっても、男の子の服は青、女の子の服は赤という選択しかない。

「子供にかわいい服を着せたいと思う。高くても品質のよい服を着せたいという親は必ずいる。」

当初は世の中にない製品だったので、売るのに苦労した。しかし、すぐに笑顔で信用してもらうところから始める。押し売りのような顔では売れない。


ミキハウスでは、以前にコンピューターを導入していたが止めた。

一見合理的な在庫調整であったが、お店にとっては欲しい商品が届かず不必要な商品の在庫を抱えるようになった。

それは、コンピューターを導入すれば全社の状況をつかめるので、本部は楽をする。しかし、南は鹿児島から北は旭川では、商品の仕入れのやり方は異なる。事情も異なる。答えは現場にあるのに、本部で勝手に決めてはいけない。

誰かが楽をすれば、誰かが楽にはならない。

誰かが楽をすると、どうなるのかということを考える。

その結果、コンピューター導入で楽をすることは止めた。

(ここは、コンビニの商品管理と同じように、お店側からの注文だったらうまくいったかもしれない。ただ数字だけを並べるようなものではなく。 人のカンというアナログと、コンピューターネットワークというデジタルをうまく組み合わせることに失敗したのだろうか。)


番組では触れていないが以下のようなことが書かれた。

うちのでこづち http://www.shigaplaza.or.jp/uchide/vol36/global/

最近、よくベンチャー企業の方の名刺をいただきます。売上をあげて利益をあげて上場して、という話です が、まずは、自分たちのすることが、どれだけ世の中の役に立つかが先ではないでしょうか。それが数字に表れるのであって、先に売上とか利益とかは有り得な いということを、是非、起業する人は心に留めてください。

そうかもしれん。

私のコンピューターシステム導入の仕事は、本当に人々に役に立つのだろうか?

要らんものを作っても用意しても、在庫が増えるだけ。ソフトウェアの場合はコンピューターの在庫ではなく、人の在庫であろうか。在庫と言われんように、商品をどんどんニーズに合わせていかんといかん。